ドコモ home 5Gって光回線と比較するとどうなの？

最近よく聞く5Gインターネットですが、ドコモが2021年8月27日から発売している5Gホームルーター「home 5G」の申し込み契約数が9月末で8万契約に達していて、店舗に在庫がないほど大人気のサービスとなっています。

消費者からすると5Gはインターネットの速度が物凄く速くなった！という感覚程度のものになっている方が大半だと思います。今回は「home 5G」のスペックや光回線との比較についてお話していきます。

5Gってどのくらい速いの？

5G以前に1G、2G、3G、現在も使われている4G(G=Generation 世代)という無線通信の規格があります。※3Gは今後数年以内に停波予定。

※1:docomoではPREMIUM4Gとして2020年3月より1.7Gbpsで提供

注:1Mbps=1000Kbps1Gbps=1000Mbps

以上が、通信速度の変遷です。

こう見ると従来の4Gと5Gでは最大50倍の差がありますね。

home 5G スぺック

「home 5G HR01」

• 5G利用時⇒最大受信速度4.2Gbps/最大送信速度218Mbps
• 4G利用時⇒最大受信速度1.7Gbps/最大送信速度131.3Mbps
• Wi-Fi通信時⇒最大伝送速度1201Mbps
• 有線LAN接続可能
• 通信データ容量無制限
• 月額:4950円（税込）
• ドコモ携帯をお持ちの場合はセット割

YouTubeをHD画質で快適に見るなら5Mbps程度必要と言われますが、ドコモのhome 5GであればサクサクYouTubeを視聴する事が出来そうです。通信データ容量無制限も嬉しいですね。有線LANにも対応していますので、ゲーム機器やPCにも有線接続可能です。もちろんWi-Fiの機能も付いていてスマホ、タブレットへの接続も可能です。Wi-Fiについては「Wi-Fi」を理解して遅いを解決！そもそもWi-Fiって何？を参考にしてみてください。

また、home 5Gは光回線のように面倒な工事を必要とせず、自宅のコンセントに繋げばすぐにインターネットを利用することができるため、すぐにインターネットを利用したい方や、賃貸物件のため、工事が出来ない方、引っ越しが多い方にとってオススメのサービスになります。

しかし、デメリットも存在します。

home 5Gのデメリット

home 5Gは電波受信して5G、4G通信を行っているため、外的要因により速度が低下する可能性があります。

例えば、鉄筋コンクリート造の建物にお住まいの場合、電波が壁で遮断されて速度が遅くなる場合があり、公表されている最大通信速度が様々な要因によって低下する場合があります。

このように最大通信速度は最大限頑張って出せる速度であるという事を「ベストエフォート」と言います。

光回線との比較

光回線は工事を行い、外から有線で線を宅内に引っ張ってきて通信を行います。工事が発生する分、手間が掛かるのと、利用開始するまでに約1ヵ月強かかります。しかし、その分有線での通信になるので外的な要因に通信速度が左右されにくく、安定した通信が出来るのが特徴です。また、光回線もベストエフォートとなります。

光回線は最大速度が1Gbpsのサービスが多いため、光回線と比較するとhome 5Gは最大速度の面では4倍近く速い事になります。

ちなみにドコモ光　1ギガタイプAの2年契約は月額が5,720円（税込）なので、home 5Gの方が速度も速く、月額利用料は770円安いということになります。

ライフスタイル次第では導入をおススメします

今回比較してきたように、home 5G、光回線ではどちらもメリット、デメリットがありました。

結論、利用する方のライフスタイルにより選ぶ事が賢明かと思います。

営業マン目線で、home 5Gは今のインターネットの速度に不満を感じられている方や、賃貸にお住まい、引っ越しが多めの方の利用に適しているかと思います。これは私の所感ですので人それぞれではありますが、気になった方は一度検討してみる事をお勧めします。

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